代表メッセージ


こんにちは。

共育ステーション 地球の家  代表 熊谷 亜希子(くまがい あきこ)と申します。


共育ステーション 地球の家 の「共育」には4つの意味があります。

 ①子どもも大人も共に育ち合う 

 ②異年齢の子どもたちが共に育ち合う

 ③インクルーシブ教育(健常児・障がい児ミックス)

 ④一人ではなく、みんなと共に育てる



①子どもも大人も共に育ち合う

3人の子どもの子育て真っ最中の母親として思うことは、「人の学びは一生続く」ということです。

学生時代の学びが終わった後も、社会人としての学び、親としての学び、人間としての学びと、人の学びには終わりがありません。

大人だからといってその言動がいつも正しいわけではありませんし、子どもの言動の中に大人たちがハッとするような「真善美」が含まれていることも多々あります。

つまり、年齢にかかわらず、子どもも大人も学び合い・育ち合いの「仲間」であると考えます。

大人だからいつでも子どもよりも上の立場に居て、子どもだから大人の言うことをいつでも聞かなければならない、ということは全くありません。

大人は子どもに対して、人生の先輩として「導く」「応援する」「支援する」ことはしますが、決して「支配」「命令」「強制」する存在ではないはずです。

子どもたちが持っている天与の才能の種が、将来美しい花を咲かせるように、いま目の前にいる子どもにどのような関わりが必要なのかを、よく考えて、よく観て、よく感じると同時に、わたしたち大人自身の才能の種も同時進行で育てていきたいと思います。



②異年齢の子どもたちが共に育ち合う

日本の一般的な教育では、同一年齢の子どもたちによるクラス編成が基本となっていますが、海外に目を向ければ、オランダで盛んな「イエナプラン」や、イタリア発祥の「モンテッソーリ教育」などの教育手法で異年齢クラス編成のメリットが謳われています。

~異年齢クラス編成のメリット~

◎家族の兄弟関係に似た、年齢差による立場の違いを体験できる。

◎実際の社会=多年齢構成。立場の違いを理解して行動するための社会トレーニングができる。

◎同年齢クラス編成に起こりがちな、できる子・できない子の固定化を防ぐことができる。

共育ステーション 地球の家の学び場でも、異年齢の子どもたちが活動を通して自然に学び合い・育ち合いをしています。


③インクルーシブ教育(健常児・障がい児ミックス型の教育)

トップダウン型ではなくボトムアップ型の共生社会の実現のための取り組みとして、「子ども時代からの関わり合い・学び合い」を行っています。

一人一人の心に、思いやり・多様性の理解・協働の精神が育まれますように。

インクルーシブ教育は、「長期の関わり合い」を通して実を結ぶことが多いように思います。

最初の1年では「自分と異なる存在」を受容できなくても、その後また数年がたつと、自然な関わり合いができるようになっている・・・というシーンを学び場の中で目の当たりにしています。



④1人ではなく、みんなと共に育てる

わたし(熊谷)は、2023年でようやく「母親業=18年目」となります。

お母さんになりたての「母親業=1年目」の頃の戸惑い・悩み・辛さは、本当に今でも忘れることができません。

わたしは、出産前まで企業で採用コンサルタント職をしていたのですが、第1子出産後は、右も左も分からない未経験の「お母さん」という仕事に、とても戸惑いました。

企業で働けば、数字でわかりやすく評価が出るので達成感も得やすいのですが、子育てには、業績・給料・ボーナスなどの客観的評価基準がありません。

わが家の第1子は、とてもよく泣き、なかなか寝ない赤ちゃんだったので、「赤ちゃんの寝かしつけ」を試行錯誤しながら、さながら「修業」のように頑張っていました。

子育てのストレスが積み重なり、プチ家出(近所のカフェに…)をしたこともあります。

辛すぎて辛すぎて、自分の親にも言えなかった子育て初期の大きなストレス。

この時の経験がバネとなって、2009年に地元で「育児相互支援コミュニティ」という子育てサークルを作り、その後3年間活動をしました。

子育てをしていて心が辛くなったら「仲間がいる・共感してもらえる・相談に乗ってもらえる」という場が本当に必要です。

共育ステーション 地球の家 は、 共育コミュニティ としての一面もあります。

「子どもを育てる」という偉業を、たった一人で背負うことなく、周囲の人たちと喜怒哀楽を共有しながらゆるゆると楽しんでいきたいと思います。



設立 2013年4月20日


共育ステーション 地球の家

代表 熊谷 亜希子(くまがい あきこ)


※個別相談(Zoom/カフェ)承っております

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